選択肢が広がる現代(いま)を駆け抜ける若者!!~大道芸人として活躍するスポーツトレーナーの神山ちえみさんがイマココにいる訳~

こんにちは。ちょにです!

「選択肢が広がる現在(いま)を駆け抜ける若者!!~私がイマココにいる訳~」の第三回目です。

この企画は、昔よりも選択する自由が増えた近代の、仕事の概念や捉え方の変化について、20代の面白い仕事をしている方、活き活きと活躍している方にインタビューをし、何か行動したいけど、どうしたらいいか、何をしたらいいかわからないと悩んでいる20代の方の後押しになれたら。という思いで始めました。

第三回目は『神山ちえみ』さんです!

神山ちえみさんとは

2014年3月 専門学校ビジョナリーアーツ フードクリエイト学科製菓専攻卒業
2014年4月 飲食店でアルバイトしながら、大道芸人として活動をする。
2016年10月 スポーツトレーナーとしてフィットネスクラブにアルバイト入社
2017年 夏 フィットネスクラブの社員兼パフォーマーとして会社所属をする。

神山さんはなぜ、大道芸人になろうと思ったのか。そこには、神山さんなりの強い思いがありました。
そして、大道芸人として活動をしている今、現実の厳しさにもめげずに、自分の信念をいつも胸に抱いて日々努力をしていました。
そんな彼女の、笑いあり涙ありのお話をご覧ください!

 

 

 

本気で大道芸人になろうと思った1番のきっかけは、東日本大震災です。

 

 

——— 大道芸に出合ったきっかけや、大道芸人になろうと思ったきっかけはなんですか?

神山本気で大道芸人になろうと思った1番のきっかけは、東日本大震災です。
元々ジャグリングとかは高校2年生の頃から趣味でやっていて、あくまで自分が楽しむだけのものでしたが、東日本大震災の時にテレビで大道芸人さんを初めてちゃんと見て、パフォーマンスで誰かを笑わせることができるんだ。ってことを知った時に、ちょっと衝撃を受けて、「あ、自分それやろう!」って思いました。

被災地のボランティアによく行っていて、現地でも、「大道芸で笑顔になれた。」って話を聞いたりしました。
それで今まで以上に興味持ってみたら、都心に生活拠点を置いていたおかげもあり、専門学生時代にいろんな大道芸人さんに出合うことができて、話を聞いてたらおもしろかったので、ちょっとやってみよう!って思ったのがきっかけです。

 

——— なぜ、スポーツトレーナーになろうと思ったんですか?

神山:大道芸の1つの、パントマイムをやるにあたって筋肉の動きを1から知りたかったからです。
筋肉の勉強をしながらお金がもらえたらいいな。っていう凄い安易な理由で、スポーツトレーナとしてのアルバイトが始まりました(笑)

 

——— 意外とすんなり入社できるものなんですね!

神山:入れちゃいましたね!多分、普段は結構落としてるらしいです(笑)
当時のフィットネスクラブのマネージャーに、大道芸人として活動していたことが面白いと思ってもらえて、そこから会社側も、ちょっと入れてみようぜ!ってノリで採用してくれました(笑)

 

 

調理道具を使ってジャグリングとか、お菓子を作りながらショーとかもやりたい

 

 

——— 現在、グループなどに所属してるんですか?

神山:年に1回舞台で発表をしている社会人のパフォーマンス団体『夢奇房(ゆめきぼう)』に所属をしています。それとは別で、今の会社に大道芸人として所属をしているような形です。

 

——— スポーツトレーナと大道芸人をどのように両立させていますか?

現在の割合でいうと、7割スポーツトレーナー、3割大道芸人ですね。会社に社員として入ったからスポーツトレーナーが日常業務になるのでどうしても偏ってしまいますね。
アルバイト時代は半々くらいで、ボランティアとしてもいろんなところにパフォーマンスをしに行ってましたけど、今はそういったことにあまり自由が利かないんです。
ボランティアで行くとしたら有休をとって行くことはあるけど、お金を頂く依頼は、会社の許可を得てからじゃないといけないことがあるので、割合的には圧倒的にスポーツトレーナーが占めていますね。

 

——— 大道芸人はその会社だと1人?

神山:そうですね。会社も初の試みで、社員にならないか?って誘われていたんですけど、副業がNGな会社だったんで断ったら、誘ってくれた方が社長と掛け合ってくれて副業OKにしてくれたんです。

 

——— 現在、大道芸人としてどういう活動をしているんですか?

神山:バルーンアートの講師が1番多いですね。月1回の大人の方向け教室を3つ持っています。それプラス、なにかショーで呼ばれて行ったり、バルーンアートのワークショップの主催をしたりとかですね。ワークショップは主に商業施設で行っていて、他の講師の方を呼ぶこともあるし、自分1人で教えることもあります。
他には、小学校に教えに行ったり、今のジムのスタジオでバルーンアートの教室をやったりしてます。

あたしの教える方は8割大人の方で、お母さんや、おばあちゃん世代の方が、子供とかお孫さんに作りたくて来てくれますね。月1教室の生徒さんは、ほとんど女性の方。ジムの生徒さんは男女半々かな。なかなか経験できないからって来てくださいます。

 

——— 持ちネタや、今後やってみたいネタはありますか?

神山:今だと、バルーンアートや、ジャグリング、バランス芸がメインにはなるんですけど、パティシエの学校に行ってたので、調理道具を使ってジャグリングとか、お菓子を作りながらショーとかもやりたいとは思っていて、でもなかなかうまくいかないというか、構成を作るのが難しくて、まだ形にはできていませんがそういう妄想はあります。

大道芸は何でもありなので、作る過程をおもしろくしてとにかく楽しく見せられれば、ジャグリングをしなくても大道芸とかパフォーマンスになるんです。

 

 

 

みんなが同じ感性で見てくれるようなパフォーマンスをしたいです。

 

 

——— どんな大道芸人になりたいとか、目指しているとかありますか?

神山:どんなというか、東日本大震災をきっかけでいろいろ考えた時からずっと信念で持っているのは、『人間が人間らしく笑える風景を作りたい。』ですね。
老若男女、お金持ち、家が無い、そういった肩書とか身分とか、すべて取っ払った人間って状態で、みんなが同じものを見て同じように笑って、生きてるなって感じてもらえるような、パフォーマンスをしたいなっていう思いは大道芸人を目指した時から持っているかな。

それを実現できるような、普通に心から笑ってもらえる大道芸人になれたらな。って。

人前で初めてショーをやったのが、専門学校2年の文化祭の後夜祭でした。
学校の近くの公園で練習をしていて、多分ホームレスの方だと思うんですけど、ずっと応援してくれてたおじさんがいて、いつもすごい離れたところから見てるんですけど、私の初めてできた技を見て、すごい大きな拍手をしてくれて、振り向いたらその人が一礼してサーっていなくなったんです。その時に、身分や肩書関係なく、いろんな方が楽しんでくれるんだなーっていうか、陰ながら見てくれてるんだー。って感動しました。

肩書社会じゃないけど今は格差があるから、そんなものは取っ払って、みんなが同じ感性で見てくれるようなパフォーマンスをしたいです。

 

——— スポーツトレーナー、大道芸人でやりがいを感じるときは?

神山:純粋に両方ともお客さんの笑顔が観れたときかな。

パフォーマンスをして凄い楽しんでくれたり笑顔を見ると、やっぱいいなーって思うし、バルーンの講師してる時とかは、「バルーンに出会えてよかったわ」って言ってくれると、よっしゃーこっちのもんやー!ってなりますね(笑)

スポーツトレーナーでも、結局は人生を豊かにするために運動とかはしてもらいたいんで、「体重が落ちたよ」とか、「肩こりなくなったよ」「腰痛なくなった」っていう報告を笑顔でしてくれたりとか、トレーニング終わった後に、「きつかったけど楽しかったー」って言ってくれる方がいると、やっててよかったなー!って思いますね。

 

——— 逆に大変だったことはありますか?

神山:両方とも勉強と練習が大変ですね。

スポーツトレーナーだと全然知識が追い付かなくて…
スポーツ系の専門学校卒業してる人が多いので、興味本位でポーンって入った私は、練習量に比べ圧倒的に勉強量の方が多いですね。唯一栄養学やっててよかったなとは思いました。あとは指導力だとかも重要ですね。

大道芸でもなんだかんだ、見せるときよりも練習量や、ショーの構成を考えることの方が圧倒的に多いので、時間のやりくりがとても大変です。

ジムにいるときは、大道芸関連の事務作業はできても、パフォーマンスの練習をすることはできないので、家に帰ってからか休みの日に練習するしかないのでそこはすごく大変。

ショー中にヤジ飛ばされたりとかはあるけど、そんなことは別にって思っちゃうかな(笑)

 

——— 今後の活動予定など決まっていたら、教えてください。

神山:先ほどのバルーン教室と、1月に子供向けのバルーンアートのワークショップを開催します!今決まっているのだとそれくらいですね。

 

 

 

自分の人生計画だと、今アメリカにいる予定だったんですよ。

 

 

——— 5~10年先、どうなっていたいですか?もしくはどうなっていると思いますか?

神山:願望で言うと海外にいたいです。元々自分の人生計画だと、今アメリカにいる予定だったんですよ。
入りたかったアメリカのサーカスが一昨年つぶれちゃって、それで一気にあたしの中で海外欲求が消えちゃいました。
そこに入りたいっていう夢だけで、お金を貯めて勉強してたんですけど、目標がなくなっちゃって、迷走しながらジムの社員になって…っていろんな時期があったんですけど、やっぱり海外のショーは好きだから1度は自分の目で見たいし、向こうのコメディやエンターテインメントはちゃんと学びたいなっていう願望はあるので、今はアメリカには行きたい。

それでも10年以内だな。
5年後には、パフォーマーとしては10歳、トレーナーとしては8歳になるので、スポーツトレーナーと大道芸人をもっとちゃんと両立して確立させた状態で、自分のショーを作るのと、もっとスポーツトレーナーとして、パーソナルトレーナーとして食事アドバイスとかも含めたことがしっかりとできるようになることが目標です。

 

——— 今の若者の社会問題は何だと思いますか?

神山:ネット社会で、情報源が多くてみんな頭でっかちになってるなー。と凄い思います。
周りの若い子たちと話していても、「これ気になるんですよねー」って言ってる子に、「じゃあやってみればいいじゃん」って言うと、「でもネットで調べるとこうでー」とか、そういうのを聞くと、だったら1回体験して感じたことを1番に大事にしなよ。って思う。

私は、ダメだったらそれでいいじゃん!っていう考えで今まで動いてきているから、もっとチャレンジ精神持ったらいいのに!何でもかんでもネットに頼るな!って、すごく思っちゃいます(笑)

専門学校の時、BMXの上原さんという方が講師で来てくださって、上原さんは中卒か高卒だったんですけど、上原さんが言った

専門学校まで行って、親にちゃんと勉強させてもらったその頭のいい頭で、まず出来ない方法を真っ先に考えんなよ

って言葉が、すごい自分の中で響いて、割と難しい問題が起きた時にどうやって回避しようとか、これをやらない方法って何だろう?っていうのを当時考えちゃっていたから、それを良い方向にもっと進めていこう、クリアしていこうって考えていかなきゃいけないんだな。って思って。
もっと若いうちからそういう発想の転換をつけられてたら、今全然違うんだろうなーとか、だからその当時、上原さんのその言葉に出会えて今はすごくそう思う。

 

 

 

いかがでしたでしょうか!?忙しい日々の中でも、気づきや感動に敏感な神山さん。
3年ほど前にうつ病にかかり、家から出られなかったり、電話にも出られなかったりした時期がありました。
しかし、「その経験があるから今、いろんな考えを持てるようになったんだなって思う。」と神山さんはおっしゃりました。

小さい頃に、初めて見たピエロが目の前で作ってくれたバルーンアートをよく覚えています。
その時は、魔法を使ってるんじゃないかって本当に感動しました。
そんなワクワクはきっとスマホなどの小さな画面からでは得られないと思います。もし、得られたなら、生で見たらもっともっと感動するはずです!
ネットで見たいものが手軽に見れる時代ですが、ぜひ、自分の目で耳で見て感じたものを大切にしていただきたいと、今回のインタビューで改めて思いました。

 

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